間取りができるまで



鹿嶋市UM様も
設計プランが出来上がりました。

心待ちにしていた
新潟県 高井和喜先生からのプレゼン。

立面、平面でご確認をいただき、お話いただいた要望が入っているか、動線や、空間の広がり、内から見た景色、外からの視線がどうなっているか、チェックします。

UM様のご要望は
・雨に濡れずに車と家を行き来したい
・大好きな銀食器を眺めながら生活したい
・とにかく、冬の底冷えを解消したい
・リタイア後は家庭菜園をしながら過ごしたい
・洋服が沢山収まる大容量の収納
・子供を見ながら料理をしたい

この他にも細かいリクエストは沢山ありましたが、全てのご要望が入ったプランが出来上がり、UM様も大変喜んでいらっしゃいました。

細部まで考え抜かれた建築家のプランは、営業マンが無料で描くそれとは全くの別物。
デザインや快適な動線はもちろん、省エネ性能や耐震性能、風の抜け道、採光、隣家との位置関係、外観、視線、コストコントロールにいたるまで、頭の中で組み上げてしまう、その技量は、実際にその場で体感するまで理解しがたいかもしれません。

例えば、
ハウスメーカーに足繁く通い、気に入った営業マンと運良く出会えたとします。

多くの場合、
『◯◯様だけのために、無料で間取りを描きますので、なんなりとおっしゃって下さい。』
と魅力的なサービスが待っているでしょう。

そこで、
『二階建てで、リビングは何畳、隣に和室が欲しくて、子供部屋は2つ、何畳ずつでお願いします。』
と話し始める事になります。

そこまで話していただけたら、建築の知識がなくとも図面は引けるのです。
(動線や使い勝手が良いかは別の話になりますが)
間取りを大きくするのは誰でもできること。でもそれで本当に得をするのは誰なのでしょうか。

一方、建築家との打ち合わせでは、ライフスタイルや夢、趣味嗜好を語っていただきます。
そして重要なことは、敷地をしっかり調査し、実際に見てもらう事。

そこから建築家の腕で、世界に1つの家が産み出されるのです。

他メーカーで
なんど図面を描いてもらっても、納得がいかない。
金額だけが上がってしまう。
という方は、家に対するこだわりがあり、どこかで見たようなプランには満足できていないのではないでしょうか。

しかし、それが本来の家づくりの在り方なのではないでしょうか。

ぜひ一度、建築家とつくる家づくりを見にいらして下さい。
新たな発見がある事まちがいなしですよ。