性能の追求

大沼工務店では、性能をとことん追求しています。
1年を通して快適で、健康的。省エネで高耐久。
家族が安心して身を任せられる住環境を、長きにわたって守ります。

01断熱気密性能を整える

住宅性能は、家が建った後の満足度に大きな影響を与えます。家の断熱性と気密性を高め計画的に換気をすることで、冬暖かく夏涼しい快適な空間となります。
住宅の断熱の性能はQ値とUA値で、気密の性能はC値という数値で表すことができます。
高い断熱・気密性能によりエネルギーロスを抑え、家の隅々までの計画的な換気で壁内の結露を抑えられます。これは建物の寿命を延ばすこと、地球への環境負荷を抑えることにも繋がります。

Q値/UA値
値が小さいほど断熱性能が高くなり、室内の熱が逃げにくい高断熱住宅の指標に。

C値
値が小さいほど気密性が高まり、隙間が少ない高気密住宅の指標に。

住宅性能の実証

大沼工務店では住宅性能の数値を全棟計算・実測・提示しています。
住まいの実証は、手間がかかり、誤魔化しが効かない為、殆どの住宅会社では行っていません。しかし、私たちは一棟一棟 真剣に向き合い、責任を持ち、全物件の性能値を開示しています。

HEAT20 G2性能

大沼工務店のUA値(断熱性能の基準値)は平均0.46です。HEAT20のG2性能と同等レベルです。
HEAT20には、省エネ基準より性能が高くコストパフォーマンスの良いG1、日本の最高等級とも言われているG2、2019年6月に新しく誕生したドイツのパッシブ住宅を目標にしたG3の3つの水準があります。
これは国で定められている長期優良住宅やH28年省エネ基準、またZEHよりも大幅に良い数値です。

長期優良住宅基準の6倍の気密性能

大沼工務店では気密性能にこだわり、手掛けた物件のC値は全棟0.3(cm²/m²)以下。 これは日本の省エネ基準の5.0(cm²/m²)、長期優良住宅基準の2.0(cm²/m²)よりも大幅に隙間が少ない優れた数値です。

高性能住宅と健康

現在、国内外多くの研究機関が住宅の断熱性能と健康の相関関係を発表しています。
高性能住宅に住むことは結果的に、病気や健康リスクから家族を守ることに繋がると考えています。

アレルギー症状等の軽減
例えば、高性能住宅へ転居すると疾病が減少するという調査結果があります。アレルギー性鼻炎の有病割合は、28.9%→21.0%に。これは、結露の減少によるカビ・ダニ発生の抑制や室内気質の改善効果によるものと考えられます。

温度差による健康リスクの軽減
高性能住宅はヒートショックと呼ばれる健康被害を防ぎます。これは、著しい温度差により大きな血圧変動が生じ、身体に大きな負担がかかった状態をさします。
特に冬季の入浴中に起きやすく、暖房で暖まった居間から冷えた脱衣室に行き血圧が上昇し、その状態で熱い湯に入り血管が広がり血圧が低下し健康に悪影響を与えます。これによって入浴死する人は年間およそ14,000人。
交通事故で死亡する人の約2倍です。

燃費のいい家

車を購入する際に燃費は重要なポイント。住宅にも燃費がいい家と悪い家があります。それは冷暖房などのランニングコストに顕著に表れてきます。
住宅費用とは、住宅購入費や月々のローンの支払い額だけではありません。冷暖房などの光熱費が毎日必要になります。私達のつくる高性能住宅は、住まいのランニングコストも抑えることができます。
試算すると、昭和55年省エネ基準(一般住宅)の光熱費は、年間光熱費133,000円で35年間の光熱費は4,655,000円になります。平成28年省エネ基準の住宅では、年間光熱費52,000円。35年の光熱費は1,820,000円になります。シミュレーションによる金額ですが、その差額は2,835,000円。住宅の断熱性・気密性は高ければ高いほど住宅のランニングコストを抑えられるのです。

02全棟耐震等級3の強い構造

防腐・防蟻・防火性に優れた耐力面材を取り入れています。壁を面で支えるため、筋交いを使った軸組工法の住宅よりも強度の高い家となります。
さらに、木材のつなぎ目を金物で接合させることで高い強度を実現する金物工法を採用。数値で強度の裏付けが取れている、品質管理された接合金物を使用しています。その強度は耐震性の最高位の耐震等級3を満たします。木材は乾燥技術を持った工場でしっかりと乾燥させ、品質をクリアした木材のみを使用しています。

03材料の選定と、磨き抜かれた技術

使い勝手とコストを考えた材料の選定をしています。

本物へのこだわり

自然に返せるものをなるべく多く、大切に使う。
使い捨てではなく、メンテナンス可能な素材を選び、長く使う。
環境にやさしい素材はきっと人にも優しいと思うから。
時がたつほど馴染んでいく自然のぬくもりを知ってほしい。

特にこだわるのは断熱材
国内トップの断熱性能を所持するものを使用しています。
断熱材はこれからずっと暮らしていく家の大切な構成要素。高性能で安心できる断熱材を選ぶことが重要。
外気をシャットアウトし、年中快適に過ごすことができるのはもちろん、高耐久の住まいの実現には必要不可欠です。

最高レベルの断熱性を実現した新発想の窓
国内最高基準の断熱性を誇り、高い省エネ効果を発揮する窓を標準採用。
樹脂と複層ガラスにより、熱の出入りを抑え、夏も冬もいつも快適。

肌に直接触れる床は無垢材で
経経年変化を楽しめる「本物」が床材の標準仕様です。時がたつほどに味わい深い空間に変化していきます。
裸足で歩きたくなる優しい肌触りとともに、本物の木材ならではの調湿効果も備わっているため、快適な室内空間を叶えます。
それに併せて、玄関や土間の床の仕上げには深みのあるモルタルの床も選ぶことができます。仕上がりの良し悪しが職人の技術によって決まるので、他ではなかなか採用できませんが、大沼工務店では、地元の経験が長い職人が施工しており洗練された仕上がりに。
本物によるワンランク上の上質空間を目指します。

確かな技術の証明

優れた機密性能を実現する職人の技術
気密性は職人の腕に左右される部分。隙間を生まない精巧な仕事が高気密住宅をつくります。 私たちは安価な下請け孫請けへの丸投げはせず、気密施工の技術研修を受けた実績のある大工職人と施工をしています。社長も自ら現場に立ち、常に技術を磨いています。

気密測定事業所認定登録
大沼工務店は茨城県でも数少ない気密測定技能者従事事業所として登録されており、自社で認定機密測定 技能者が在籍しています。私たちは、難易度の高い長期優良住宅基準以上の気密性を追求することで、 お客様に永続的に効率の良い暮らしを提供します。