気密測定の大切さ

先日、潮来市あやめ地区の気密測定が行われました!

 


気密測定とは簡単に言うと家の隙間を測ることです。

そもそも住宅で言う”気密”とは、家の中の温度が外に逃げたり外の空気に影響されたりする性質のことを言います。
真冬に暖房機器で部屋を暖めても時間が経つと寒くなってしまう…
これは気密と呼ばれる性質が弱く、外気に影響されて部屋の中の温度が下がるから起こる現象なんです。

この気密性を表す性質を日本ではC(シー)値という数値であらわします。
ゼロに近いほど隙間が少なく気密性能が高いと言えます。

この気密性能が高いと暖めた部屋の温度が保たれやすくなり、暖房機器を使う回数が減り、後に電気代などのランニングコストに影響が出てくるため、近年注目されている性能のひとつなんです。

真夏でも同じことが言えます。
エアコンで涼しくした室内が真夏の太陽に影響されることなく快適に過ごすことができるのです(^^)

断熱材があれば大丈夫でしょ?と頭に浮かんだ方、この”気密”という性質は断熱材では補えない大切な性能なのです。

冷蔵庫の扉や水筒の蓋が開いていても中身は溶けたり冷めたりしないのでしょうか?
と考えてみるとピンとくるかもしれません。

『高性能』とは高断熱と高気密が揃って、はじめて高性能と呼べるんです。
だからこそ弊社はこの気密測定を全棟実施しております。
 
まだまだ重要視する方が少ない性能ですが、住んでから分かるこの性能の大切さ。
だけど住んでからじゃ遅い。
だから私たちは大切にしています。

後悔しない家づくりを…

今回の測定結果はC値0.3を記録!
前回の豊里台でも0.3でした!

大工さんの腕に左右される数値となるため、大工さんにとっては通知表みたいなもので、毎回ドキドキするようです(^^)
林大工、木村大工おめでとうございます♪