家づくりのハードル

またまた、ブログを書くのが久しぶりになってしまいました。

FB、インスタグラム、ツイッター、Youtube・・・
様々な発信方法が世の中にあふれており、改めて文章を書く機会も確実に減ってきています。

基本的に弊社の想いは、お客様と直接対峙してお伝えさせていただくスタンス。
賢い家づくり勉強会、個別資金相談会、モデルハウス見学や完成鑑賞会、その他事前ご相談などで、お気軽にお尋ねいただけたらと思っております。

ですが、それでも住宅会社の門をたたくのは・・・なんとなーく腰が重い。
という方も大勢いらっしゃると思いますので、たまにはこちらでの情報発信もしなければ^^

今年はコロナウイルスの影響もあり、本当にどうなることかと思った上半期。
ご相談をいただいても対面するのは申し訳ないと思い、4月は開店休業状態でした。
パートさん達にもご自身とご家族の健康を優先してもらうため、休んでもらい、私たちも、緊急事態宣言で自宅にいる子供たちを見ながら手探りで仕事をしていました。

幸い、一般住宅の現場は密になる機会がない為、ほぼ通常通りに進み、さらに、部品や製品が欠品になるという情報は
いち早く各方面から情報をいただき、早期に確保できたことで着工中のお客様達にご迷惑をおかけすることもなく、無事に全ての住まいのお引き渡しを迎えられ、ほっと胸をなでおろしておりました。
関係業者さん達には本当に感謝です。

もうひとつ嬉しい誤算。それはこのHPからの資料請求のお問い合わせが途絶えなかったこと。
むしろ、おうち時間が増えたことで『住まい』を見直す良い機会になったのか、緊急事態宣言後は特に毎日のように資料をお送りしておりました。
直接お会いするのが難しい分、HP、資料で私たちのことを知っていただけたのは、本当にありがたかったです。

そして、今。
地元神栖市ではほぼ以前の生活に戻ったと思います。
子供たちは学校に通い、元気に遊びまわっていますし、大人たちもカフェに集い、夜の居酒屋もにぎわっています。
大きな宴会やイベントはできないし、ハロウィンも大げさにはできない。
マスクや消毒液、感染予防のエチケットも欠かせないけれど、1年前と大きく変わらない日常がちゃんとあります。

私どもの家づくりイベントも人数を制限、エチケットも守って開催できるようになりました。

お問い合わせも増えた今年、
『何から始めたらいいの?』
というお声をよく聞きます。

ハウスメーカーの総合展示場を回っても、先に家を建てた友人に話を聞いても、自分たちの家づくりが具体的にイメージできない、と。

それは一体なぜでしょう。
イメージが漠然としているからではないでしょうか。
家は見た目ではありません。
デザインだけを追求しても住み心地が悪くなるかもしれない。
資金計画に無理があるのを把握できていないかもしれない。
はたまた設備に資金を投じたから、満足できるというわけでもありません。



いろいろなお客様を見させていただき、下記が最短の家づくり手順だと思います。

①家づくりの注意点をしっかり学ぶ。
②資金計画に無理がないか確認する。
同時に、家づくりのハードルが何かを把握し、クリアしていく。
③自分たちの望むものを見極める。
ここで初めて展示場やお友達の家を見たり、完成見学会にご参加されるのをおすすめします。


家づくりは一世一代の大仕事。
障害なく、希望通りに進む事の方が案外少ないものです。
資金、土地、親御様、時期、希望のデザインなど、皆様それぞれ何らかのハードルを抱え、それを一つずつクリアしていくことでやっとスタートラインに立てるのです^^
自らがハードルを抱えていることに気付かないお客様も多く、そのまま工事に突き進んでしまうと建ててから後悔されるケースもございますので、まずはハードルをしっかりと把握し、クリアしていく方法を一緒に見つけていくことが私どものつとめと考えています。

せっかくの家づくり、
家族皆が納得のいく、素敵なものになるといいですね。