耐震構造について

先日の地震、久しぶりにドキッとさせられました。

眠りに付き添うなタイミングだった子供達も、すぐさま私に飛びつき・・・「だっこだっこ!!こわーい」と。
TVの地震速報を見ましたが、大きな被害はなかったようでなにより。
みなさま、お変わりなかったでしょうか。


さて、上棟の様子をご紹介させていただきました。
神栖市の【林の中に佇む家】で6月に構造見学会を開催いたします。

現在家づくりを検討されているお客様が参考になるのであれば・・・
というお施主様のご厚意で、今しか見ることのできない《構造》をご覧いただけることとなりました。


華やかな完成見学会とは違い、一般のお客様が、目に見てここがいいというのは解らないかもしれません。
しかし、数千万という大金を払って建てる一世一代の家づくり、中身をよく知らずに決めてしまってもよろしいのでしょうか。

インテリアやタイル、キッチンなどは飽きが来れば将来的にリフォームすることも可能です。
あとから少しづつ買い足してお気に入りのテイストに仕上げることも可能です。

では、家を支える基礎や土台、骨組みはどうでしょうか。
工事が始まってしまうと何十年先、その家が住めなくなるまでほぼ同じ構造のままです。

熊本地震でも耐震性能の低い家が傾き、倒壊していたのは、皆様も記憶に新しいかと思います。
大切なご家族が住む家だからこそ、構造にこだわりたい。
その想いを形にするため、私達大沼工務店は耐震等級3を実現しています。

図面ができる段階で一棟一棟構造計算をし、必要な柱や金物を導き出し施工しています。
(構造計算書類はお施主様のお手元にお渡しします)

これによりお施主様が得られる利益は大きく2つ。

1つは公共施設(消防署や市役所)などと同等レベルの頑強なつくりを一般住宅に取り入れらるということ。
ご家族の生命を守る一番大切な役割です。

2つ目は構造のコストを抑えられること。
正しくは無駄なお金をかけずに頑強な家を手に入れられること。

構造計算をしていない場合、意味のない部分に高価な太い梁や金物などをつけているというケースが少なくないのです。
やみくもに高価な材料をつけたからといって耐震強度があがるとは限りません。
本当に必要な部分に必要な強度の部材を使うことで、コストを抑えながら耐震性能の高い家ができるのです。


先の東日本大震災や熊本地震。
これからは南海トラフと呼ばれる活断層を震源とした東海地方の地震が起こるかもしれないと叫ばれている中、ご家族の命を守れる家をつくりたい。
もちろん天災ですから100%というのは不可能ですが、少しでも安心な場所で日々を過ごしていただきたいと願い、構造にこだわった家をつくっています。

ご興味がある方はぜひお気軽に遊びにいらしてください♪
イベントの詳細はおってHPでご案内させていただきます。